トニー・ディナルリッジは、H.ブラックの文による「スパイダーウィック家の謎」シリーズで2004年ジーナ・サザーランド賞を受賞。
また、「スパイダー屋敷の晩餐会」は、コールデコット賞オナーを受賞しています。
今回の絵本の訳は、安藤 哲也さん。
言わずと知れたパパ’s絵本プロジェクトメンバーで、読むと安藤さんに訳の依頼がきた訳がわかります。
サイン入りで購入出来たので、凄く得した気分です。
そして、Love Leading!と安藤さんの熱い思いも書いて頂いています。
さて、お話は、ぼくがテッドと出会うシーンから始まります。
でも、おとうさんにはテッドが見えないのです。
大人を表す象徴的なシーンです。
知らず知らずのうちに忘れてしまう子供らしいこころ。
いつまでも失わないで、子供と同じ目線で物事を見ていきたいと思わせるそんな絵本です。
最後に「ジミーのムーンパイ・アドベンチャー」についも描かれています。
この作品も安藤さんが訳しているので、続けて読みたくて仕方ありません。
子供の心を忘れたパパに是非読んで欲しい一冊です。
やはり、ママよりもパパに受ける絵本かも知れません。