雪の森の中 落とした手袋に何匹もの動物が入っていきます。
ウクライナ民話の名作ですが、、小1の息子は「ありえなーい」と突っ込みを入れてます。
そうです。ありえないのです。
けれど、このお話が私は好きです。どんどん入っていく動物達が、みな温かい気持ちで受け入れてあげていて、読んでいくうちに気持ちがほこっとします。
手袋は、とうとうパンパンになります。動物達は小さな小さな、森の動物達の形をした森の精なのかもしれない?
それともきこりの考えた空想だったのでしょうか?
森に落とした手袋一つから、こんなにも素敵なお話が出来るんだなと思いました。
長く読まれてるのに、納得の一冊です。いろんな方が色んな絵を書いてますが、福音館のこの本が味わいがあっていいです。