おじさんの落とした手袋に、
小さなネズミが住みつきます。
すると、次々と動物たちがやってきて、、、
古い本だし、絵も少し硬い。
ぱっと見、子供ウケしそうにないビジュアルですが、
不思議と子供の心をつかみ、
何度読んでもワクワクさせられます。
個人的には、娘の幼稚園で、
劇あそびのテーマになった本でした。
たった1回のお遊戯会ではなく、
週に数回の保育中の劇あそびなので、
役柄は決まっておらず、
その日に好きなものを話し合って選ぶシステム。
自分のやりたい役を獲得する日もあれば、
お友達に頼まれて譲ったり、
色々な初めての想いを経験した思い出の一冊です。
ただどのキャラクターも独特の愛らしさがあって、
どの役になっても楽しく演じられるのは、
この本の魅力のような気がします。