作者は奥山や村里を訪れ、お年寄りから昔話や伝説を聞いて、「詩」にしてきている方のようです
このお話もてながあしながといういたずらな猿が出てきますが、人間のつれない態度に、そうした行動をとってきたたことを、おんぼろの服を着た坊様に伝えます
その後平和になった村には、また良くをかいた人間が集まってきます
いつの時代も人間のなせるわざは、いかがなものかと、昔の人が戒めのように言い残していったのが、民話になったのでしょうか・・・
ゴミをも隠してしまう、真っ白な雪・・・
会津の雪深さはそんな言い伝えがあったのですね
雪を疎うのではなく、ロマンチックにさえ思える言い伝えに、昔人の前向きな姿勢を感じます