私が子供のころ、本嫌いの弟が当時珍しい絵本専門店で、なんとか探した本です。だけど、私のほうが楽しく読んだ覚えがあります。庭にたいさんぼくの木を植えて、それが、大きく育ち、やがてその木の上に自分だけの家を作る。それを読んで、我が家の木を眺め回したものです。木登りすら苦手な運動音痴の私が、本当にほしいと憧れた家でした。
やがて、息子が生まれ、一緒に図書館でその本を探しました。そのときは、閉架フロアにしまいこまれていましたが、私が借りたことにより、皆の目に触れるようになり、その後、この本が、おすすめコーナーに置いてあるのを見て、とてもうれしく思いました。子供の想像力を広げるこの本を
子供ばかりか、大人の皆さんにもお勧めします。