気分爽快!その一言につきます。
空の青、プロペラ機の赤、コントラストが鮮やかで子どもたちの目を釘付けにすること間違いなし。
絵と文のバランスがちょうどいいので、集団での読み聞かせに使いやすい1冊だと思います。低学年向けのように思えますが、高学年でも胸に響く内容ですね。
「広い空では、ぼくらの大きさのことなど 忘れてしまうよ」…劣等感に悩むプロペラ機に、大きなジェット機がかける言葉、大好きです。
初フライトで、パイロットがかける言葉が、これまた素敵なんですよ。音読しているとなんだか涙が出そうになってきました。自分に言い聞かせている、または子どもに言い聞かせている、そんな気分になってしまって。
そうそう、ジェット機の尾翼のマークは「忠」なのね。茶目っ気ありますね、山本忠敬さん!