プチ・ニコラには、いろいろなおもしろい人たちが登場しますが、隣に住むプレデュールさんもその中の一人です。
プレデュールさんがニコラと友人のアルセストに「自然の驚異」を見せてやろうとする「自然の驚異」の章、いいところを見せてやろうとするプレデュールさんのすることが悉く失敗するのに笑ってしまいました。
「はじめてのおるすばん」は、ニコラがいかに両親に愛されているのかが実感できました。
ニコラが「パパの会社へ行く」という章もパパの会社での様子や人間関係が垣間見えます。
読んでいて思うのは、フランス人の自己主張の強さ。
そんなパパでもママには頭が上がらない時があるのに、クスッとさせられます。
等身大の子どもの気持ちに近いので息子も親近感がわくようで、息子が今一番お気に入りのシリーズです。