どんぐりが、親木の根元に落ちて、春に芽を出し成長するまでのお話です。でも、奥が深いでした。例えば、どんぐりを拾って食べるだけの動物と、拾って食べるだけでなく何処かへ運んで行く動物がいる事など、知らない事だらけで親子共々勉強になりました。春に芽を出すのは、浅く埋められた物だけからと条件が厳しいのです。この本を読んであげる時に「あさくうめた」と言う言葉が何度か出てきます。その部分を強調して読んであげると、子供も全てのどんぐりが春芽を出すのではなく、浅く埋められた物だけだと理解してくれました。また、たくさんの種類のどんぐりの絵を見て、これは近くにあると採って来て見比べたりしていました。どんぐりが落ちだす頃に読んであげると喜びます。