初めて読んだ時、「ふたりはいつも」のがまくんとかえるくんみたいと思いました。
二人のやりとりが、クスクスと笑えます。
約束をしておいて当日になったら、気が変わってしまうソフィー。
大人同士なら信頼感をなくしてしまいそうな状況ですが、どちらも鷹揚というのかマイペースでおもしろいです。
「ぼうし」の話も子どもらしいお話で、これまた笑ってしまいました。
子どもの発想というのか、大人では考えられないところがあるなあと思いました。
「詩」は、おかえしを考える気持ちが微笑ましく思いました。
作者は、めいたんていシリーズのシャーマットで、今のところシャーマット作品にはずれはなく、どれもおもしろいなあと思います。