ぐりとぐらに出でくるカステラを食べたくてこの本を探しました。早速作ってみました。最初は、ケーキ型で作ったので子供達の反応は今ひとつで、ただの甘いケーキ。やっぱりフライパンで作らなきゃと思いましたが、普通のフライパンではなかなか難しいので、万能鍋の深さが浅い物で作ったら、子供達は「あっ、ぐりとぐらのカステラだ!」と焼ける匂いに大喜びでした。焼き立てをおいしそうに食べる姿を見て、ぐりとぐらと同じ条件で食べたかったんだと思いました。卵もたくさん使ったので、あの卵の大きさを改めて感じたようでした。手芸作品の〔小さなぐりとぐら〕は、帽子の部分に紐をつけてキーホルダーとして通園鞄につけています。バザー用品に喜ばれる手作り作品が、幾つか掲載してあるのでいいですよ。本文を読んで、ぐりとぐらが双子の兄弟だと知り、だから何時も仲がいいんだと思いました。二人とも同じ位の背の高さなので、子供達も納得でした。CDの方は、色んな歌や各国の言葉でぐりとぐらが収録されていて面白いでした。聴いていると、フランス語では、おしゃれなぐりとぐらが頭の中に浮かび、オランダ語は、「Tip en Top」の発音が、絵本から飛び出して来そうな感じでした。文字だけでは、飛ばしてしまいそうなページもCDが付いている事で、目で見て、耳で聴く事が出来るので良いと思いました。