そらまめくんの宝物は、
ふわふわで綿のように柔らかいベッド。
えだまめくんや、さやえんどうさん、
ピーナッツくんが眠らせて欲しいと言っても
そらまめくんは自分のベッドをかしてあげません。
そして、あるひ、ベッドが無くなってしまい・・!?
と言う内容なのですが、
考えてみると、大人だって、一番の宝物をそうやすやすと
人に貸すことって出来ないですよね。
とっても大切な物だからこそ、人に汚されたくない、
傷つけられたくない、自分だけのものにしたいって言う気持ち、よく判ります。
でも、ある日ベッドが無くなってしまった時、
今までかしてあげることが出来なかったお友達が、
最後はみんなで探してくれたり、
自分達の大切なベッドを貸してくれようとしたり。
そういう気持ちに触れて、そらまめくんも成長し、
うずらさんが卵をかえすまで、
かしてあげる事が出来た所を見て、
みんなで仲良く使ったほうが、何倍も素敵なものになるんだって事が良く伝わりました。
我が家もこれから、お友達とおもちゃの取り合い等が
頻繁に起こるようになるとは思いますが、
こういう本を読んであげるのも良いかなぁと
感じました。