かわいい絵とお話であやちゃんも大好きで、「そらまめくん読んで」と言ってこの本を持ってきます。
そらまめくんのベッドがなくなって、なかなか見つからないのを心配したお友達のおまめさん達が、自分のベッドをかしてあげるところでは、それぞれのおまめさんのベッドの特徴が大きな文字で書かれています。
えだまめくんのはちいさい
グリンピースのきょうだいのはほそい
さやえんどうさんのはうすい
ピーナッツくんのはかたい
この「ちいさい・ほそい・うすい・かたい」というところは、あやちゃんが読んでくれます。
少しひらがなを覚えたあやちゃんは、絵本を聞くだけでなく読むのが好きというか、読めるのがうれしいようです。
あやちゃんが一番好きなのは、そらまめくんのベッドが見つかって、みんなでおいわいのパーティをするところです。
「カシャカシャ、ドンドコ、プップクプー」
あやちゃんは「どれがカシャカシャで、どれがドンドコで、どれがプップクプーで」と言います。
「グリンピースのマラカスがカシャカシャで、ピーナッツくんのたいこがドンドコで、プップクプーはグリンピースくんのラッパだよ。」
「ギターをひいているのがグリンピースくんで、そらまめくんはタンバリンで、えだまめくんがマイクで唄ってみんなで踊っているよ。」
そう言うとあやちゃんも自分のおもちゃのたいこ・マラカス・タンバリン・マイクを出してきて、にぎやかに演奏を始めます。
演奏が終わったあとそらまめくんは自分のベッドでみんなといっしょに眠ります。
この絵を見てあやちゃんは「みんな気持ち良さそうやなあなんで?」と言うので「そらまめくんのベッドがふわふわでやわらかかったから違うかなあ。」と私が言うと今度はあやちゃんが「楽器だしっぱなしやなあ」と一言。
「あやちゃんといっしょやなあ。」と私が言うと「えー」と言っています。