いや〜、びっくりしました。
ティラノサウルス・シリーズなんかだと、最期に主人公のティラノが死んじゃう結末が何作かあったけど、
この手の楽しい時代劇調物語で、主人公のかぶとむしが、
あっけなくも死んでしまうとは思いませんでしたぁ!
(しかも偽物のかぶとのハサミで!)
読み終わって、私自身は釈然としなかったのですが、こういうのって、男のロマンなのでしょうか?
「ねぎぼうずあさたろう」みたいに、ロングランのシリーズになると思っていたのに、ちょっと残念です。
あ、でも、もしかしたら、かぶと三十郎の意志を引き継いだ「くわがた伝八」が、新たな主役になるのかもしれませんね。
前作同様、幼児のお子様に読むには少々お話が長いかな?前後篇に分けてもいいんじゃないかな?と、感じました。