『二年間の休暇』を読んでいる時に少年たちが愛読していた本として『ロビンソン・クルーソー』が出て来ました。
息子が興味を示し「読んでほしい」と言って借りて来ました。
『二年間の休暇』同様にページ数が多く夏休み中には読み終わりませんでした。
ロビンソン・クルーソー、放蕩息子というわけではないのですが、無軌道な生活を送っていたんですね。
『二年間の休暇』の方の少年たちの方が後からできた作品ということもあり、ロビンソンよりも年が若いのに、しっかりとしているという印象を持ちました。
子どもの頃にも読んだはずですが、抄訳だったこともあるのか、こんな風だったのかな?という場面もありました。
人食い蛮人が出てくるところの描写が怖かったです。
ロビンソンが自分の生活を悔い改めて、聖書を糧に生きて行くところが印象に残りました。
一人ぼっちで生きて行くには、やはり精神的な支柱となるものが必要となるんですね。
読んでいるとロビンソンの生きた時代の価値観やイギリスから見た他の国のことなども窺い知ることができて興味深かったです。
子ども共に昔読んだ名作をこうして読みかえすと新しい発見があります。
これからもこの古典名作シリーズを息子に読み聞かせしていきたいなあと思っています。