釣りをのんびり楽しみながら、
お父さんと息子が、会話と楽しんでる絵本です。
「ねぇ とうちゃん つれないねぇ」
「あぁ つれないなぁ」
と、暇を もてあましてる感じから会話が始まります。
会話の中で、息子の想像力はどんどん広がります。
サメに食べられそうになったら、たすけてくれる?
海賊につかまったら?
おばけ がでたら? ・・・
そんな ありえないシチュエーションの質問にも 案外、真面目に答えていく、お父さん。こ父子のやりとりが、とても絶妙です。
それに、釣りに飽き飽きしてる息子が、じっとしてないこと、してないこと! おにぎり食べたり、猫とジャレあったり。でもお父さんはそんな息子にイライラするわけでもなく、のんびりした感じで対応します。
こんな光景って我が家でもよくあります。 たとえば、電車を待ちしてる時とか… 日常生活でよく見る やりとりなのに、こうして絵本を通してみると、なんだか、自分たちの日常も少し ☆キラキラ☆ したモノになった気がして、私はうれしくなりました。
ウチの息子はというと、読み終わると、
「え?結局、魚釣れへんの?」
と、意外なところを気にしてました。