福音館の『世界の傑作絵本シリーズ・アメリカの絵本』というシリーズの1冊です。
“アメリカの絵本”なんです。読み間違いだろうか?と、何度も見返しましたが、間違いありません。
でも、邦訳はたくさんの素晴らしいロシアの絵本を邦訳してくださっている内田理沙子さんでした。
この作品では内容よりも何よりも、そこに驚いてしまいました。
作品はとてもかわいらし詩のようなリズムの文に、お母さんと子どもの優しい時間がゆったりと流れていました。
言葉がとてもリズミカルで、短く表現されていて、挿絵も過剰な表現はなくいので、お子さんたちもその物語の世界に入りやすいだろうなと、思いました。
この絵本のうさぎの子どもくらいの3,4歳くらいから小学校低学年くらいのお子さんたちに特にお薦めします。