クロドリが凱旋するときの
「ランパンパン ランパンパン ランパンパン パンパーン♪」
になぜだか節がついてしまいます。
王様の城に着いてから、クロドリの知恵と心強い味方たちの働きで王様の悪だくみをなんなく乗り越えていく度に、読み聞かせの歌声も次第に大きく力強くなってしまいます。読み手がのめり込んでしまいました。
アリがゾウを殺してしまう場面では、5歳の妹は
「かわいそう」
とつぶやいていました。
確かに…、ゾウが悪いわけではないのに…自分の私欲(女房を連れ帰る)ために殺してしまうのでは、王様と変わりないひどい仕打ちかも…子どもの一言で、考えさせられる場面もありました。
しかし、トータルでGOODだと思います。
世界の民話を学習する3年生にもおすすめの一冊かな。