高畠純さんの絵を見ると手にとらずにはいられない母(私)。
同じく8歳の息子もどっぷりはまっているひとりです。
表紙の絵を見るだけで期待でワクワク。
きむらゆういちさんの文章と高畠純さんの絵がとっても合っています。
やまねことのねずみ、それぞれの表情が何とも言えない。
今ではあまり手にすることのない縦開きも新鮮です。
お話が深ーい穴の中で繰り広げられるので縦長で読むのがピッタリ。
深い穴からどうやって脱出するかが一番で、敵味方関係なくいろいろ知恵を出し合う様子がまた面白い。
親子でニヤニヤしながらページをめくる、の繰り返し。
どういう結末になるんだろ?
期待通りの思わぬ展開が待っていました。
なるほどね。
やまねことのねずみのその後をいろいろ思い描けるような想像力を膨らませる終わり方にさすがだなぁと思いました。