まあちゃんたちのクラスでは、みんなで畑にたねをまくことにしました。 みどりいろのたねが、ひとりに5こずつです。 でも、その時、まあちゃんは、うっかりみどりいろのあめ玉までいっしょに土に埋めてしまいます。
お日さまがじりじり照りつけるある日、 土の中ではみどりいろのたねたちが、「水が飲みたいなぁ」といっていました。 ほかの子どもたちはちゃんと畑に水をやっているのに、 なまけもののまあちゃんは水やりを忘れています。でもみんなとおなじくらいりっぱなエンドウ豆を収穫することができました。しかもとっても「あまい」んです。
どうしてなのか?その秘密を知って、子供たちはとってもうれしそう。本当にそうなると信じてるみたいです(笑)
あめ玉とたねの表情と会話が楽しくて、何度読んでも面白い本です。