見開きいっぱいに電車の走る姿が描かれ、ページをめくるごとに進んでいくので、リアルに電車で旅している気分を味わえます。
そして、丁寧で細かい景色や電車の絵。
とりあえず、電車が好きで、細かい絵を見ることが好きならかなり楽しめるように思います。
電車の仕組みも解説されていて、その辺りも細かいことが大好きな4歳息子のマニアック心をくすぐりました。
ちなみに、この電車は実際に存在する駅から駅までの道のりを描かれているそうで、逆に読み進めても大丈夫ということで、なんとも遊び心のある設定だと思います。
夫は特に電車好きではないですが、この絵本を読み聞かせるのは好きみたいで楽しそうでした。きっと、男の子の心に訴えかける普遍的ななにかがあるのでしょう。