この絵本は自分がこどものころ大好きだった一冊。
3本の指に入るくらい。
表紙はえんじ色のおさえた感じ。
中は水彩の優しい色合いにかわいらしいロバの絵。
そしてちょっとさみしげな目。
イメージどおり優しそうなサンタクロース。
いまにも聖夜の空にシャンシャンと鈴の音が聞えてきそう。
ひとりぼっちで寂しいロバは聖夜にサンタクロースさんのお手伝いをすることになります。
そしてそのお礼のプレゼントは・・白いきれいなロバでした。
ロバは雪のように真っ白なロバ「雪の女王」と駆け回ります。
お友達ができたことで、世界はうす曇から晴天の空に変わったように
明るく、楽しくなったみたい。
何よりも嬉しいプレゼント。
4歳の息子にも、イブの夜に読みました。
神妙な顔をして、サンタがプレゼントを配るのを見ていました。
そのままクリスマスの夢が見られそうです・・。