息子は、この本を読んだ春にはまだ泳ぐことも、顔を水につけることも嫌がっていました。
その息子が、本の最後にイワシを食べた男の子がプールでたくさん泳いでいるのを見て、食べてしまったお魚たちの代わりに泳ぐため、プールも怖がらず泳げるようにと、練習を始めたことにはびっくりしました。
いわしの一生が、淡々と描かれている絵本です。
ただ、本当にあっけなく一生が終わってしまうので、本もあっという間に読み終わります。
お話が淡々と描かれているか、イワシ君の目がとても印象的で、読み終えた後、子供はいろいろと考えを巡らせられるのかもしれません。