小学5年、6年の女の子が主人公の話が5つ入っています。
『園芸少年』の主人公が男の子でしたが、これを読むと一転女の子の世界ってやはり独特だなあと思います。
お母さん世代の人が読めば「ああこんなこと女の子ならありそう」と思える話もあるし
逆に自分たちの時とは感じ方が違うということもあるかもしれません。
言葉の取り方、意味の違いなど、ちょっとしたことで行き違いがあり、そこで率直に聞ければ溝ができることもないんでしょうけれど、
そういう友だち関係を築くのって難しいものなのかなって思いました。
友だちとの関係で、これを読んだ女の子たちが何かを気付いたりヒントになったりするきっかけになってくれればいいなあって思います。