小学校にあがる5歳児クラスに読もう思い、子どもたちに読み聞かせをしたところ、はじめは「可愛い〜」「こんな魚・虫いるの?」と絵に興味を持っていましたが、だんだんと王子が一人になることを寂しく感じてくると、子どもたちの表情も可愛そうと悲しい顔をしていました。
その時は私は何も言わず、ただ話を進めていきましたが、読み終わった後に聞いてみると
・わがままは友達に言うと傷つくこともあるから言わないようにする。
・お母さんにはわがままは言っちゃうけど、気をつけないと!
・最後に帰ってきてくれて本当によかった。
など、わがままは多いことは困らせるし、気をつけることであることを子どもたちは絵本で感じたみたいです。大人が教えるだけではなく、絵本からも子どもたちに伝えることができることを教えてもらった絵本です。