もしも僕がパパより大きかったら…
もしも僕がおうちくらいの大きさだったら…
そんなことを想像したことが、一度はあるのではないでしょうか。
このお話はクラスで一番チビなゆうきのお話。
子供の性格にもよると思いますが、チビなことを気にしているゆうき。
そんなゆうきに思いもかけない出来事が…
我が家の息子もクラスで一番チビ。
でもまったくチビであることを気にしておらず、
「一番前やから先生に手をつないでもらえるねん!!」
「小さいからすばっしこいねん!」と、親もびっくりするほどプラス志向。
なので小さいのを気にしてしないのに、この始まりどうしよう?とも思ったのですが、
そんな心配無用な作品でした。
想像することの楽しさを無限に供給してくれる絵本でした。
ページをめくるたびにどんどんどんどん大きくなっていくゆうき。
ありえない!!といった感じなのですが、
自分がもしこんなだったら・・・と想像する楽しさを与えてくれていました。
空想科学絵本と書いてありましたが、最後の方を読むと納得!
夕方は影が大きくなっているよ〜とか、
日常の中の科学的なお話も解説されていて、
それを読んでから読むとまた違う楽しみもできます。
大きくなることを想像するだけでも楽しいですが、
さらに科学のお話にもなっている。
とっても一石二鳥なお話ですし、
科学の面から読むと、小学生の高学年・中学生とかでも楽しめる絵本ではないかと思いました♪