学生時代に「ラプンツェル」のストーリーてーリングを
発表した事もあり、(今ではすっかり忘れかけていますが・・・)
友人と図書館でこの絵本を見付けたときには
「お〜!!」と感激しました。
このおはなしには、連れ添って長い夫婦にやっとこどもができたこと、
魔女の庭で栽培されている柔らかそうでふさふさしたえたいの知れない
菜っ葉、「ラプンツェル」。それに、きれいな金髪の長い髪の少女。
すてきな王子。と、物語を構成する上でこの上ない魅力溢れる
スパイスがいっぱい詰まってるのです。
ですから、挿絵も長い髪の少女、ラプンツェルの存在を
どのようににアピールするか。
魔女の恐ろしい表情をどう伝えるか。それが課題だと思います。
ですが、この絵本の挿絵はこれらを見事に取り込んで
妊婦が他のものを喉を通さないほど欲しがった菜っ葉、ラプンツェルと
美しい少女、ラプンツェルの、両方の魅惑たっぷりな様子が
うまく描かれています。
また、お話しもはぎれの良いテンポで進み、
もう一度、このお話しを暗記してストーリーてーリングに臨みたい!
と思いました。