さすが鈴木まもるさん。なんて幸せそうに産まれてくる赤ちゃんたち、なんて優しい目をしたお母さんたちなのでしょう。
命を愛し見つめる作者の眼差しを、絵の向こうに感じます。
ペラペラッと見たら、まさに子宮口から膜をかぶって出てくる(動物の)赤ちゃんの絵にビックリ。ぜひ子どもに見せたいと思いました(うちは帝王切開ですが)
私が惹かれたのは、産後寄り添う親子の様子です。
大きなお母さんに対し、こ〜んな小さな赤ちゃん。実寸で描かれているページも印象的。
キリンが生まれてすぐ走れるようになることぐらい知っていましたが、カバは水の中でお乳を飲むだとかラッコはあえて子どもを水につけないなど知らないことも多々。
娘は足も首も長いキリンがどうやって引っかからず出てくるのか、逆さにぶら下がっているコウモリはどうなのかと、巧みな本文に誘われて「え、どうなんだろう」と頭の中を総動員して聞いていました。
最後は人間です。
今度から出産祝いはコレにしよ〜うっと♪