いろんな動物の子どもたちがおかあさんのおっぱいを飲む様子が描かれており、最後はぼくのおかあさんのおっぱいが出てきます。「ぼくをつよくやさしい子にしてくれたおっぱい」というフレーズが母としては泣けます。最後の「いまはおとうとにちょっとだけかしてあげる」というフレーズも素敵ですね。長男にこれを読んであげると何を考えているのかいつも静かに聞いています。
実は次男が生まれる前、長男は「赤ちゃんが生まれたらお茶あげるの!」と言っていました。「赤ちゃんはお茶飲めないのよ」と言うと「じゃあ、ぼくのおっぱいあげる!」とどうしてもママのはあげたくない様子(笑)。今となってはお兄ちゃんらしく授乳を見守ってくれているので本当に感慨深い一冊です。