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しょくぶつ・すくすくずかん (2) タンポポ」 渡”邉恵’里’さんの声

しょくぶつ・すくすくずかん (2) タンポポ 作・写真:バーリィ・ワッツ
訳:舟木秋子
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1992年06月
ISBN:9784566004931
評価スコア 4
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みんなの声 総数 1
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  • 実は小さい花の集まりだった

    タンポポの、花の構造と、種のでき方、種から育って花が咲くまでの成長を写真で記録した本。

    1992年刊行。原書:1987年。
    植物の一年のサイクルを紹介する学習絵本。
    小さい子どもが、見てわかるように、やさしい語り口になっている。タンポポの花の写真は、花の断面図や、大きく引き伸ばした絵で、草花の体の作りがよくわかる。
    見慣れた花であるが、実はあの黄色い菊のような花は、花びらに見える1枚1枚が、独立した小さい花であり、その集まりでああなっているという。
    なんと、表紙は、タンポポの花の構成員の、集合写真。
    みんないい顔をして写っている。

    綿毛の1つ1つに種がついていて、遠くに旅をする。
    綿毛は簡単な作りになっているが、どうしてこれが、素敵に機能的で、必要最低限の材料とエネルギーで、実に効率よく子孫を残せるように工夫されていることがわかった。

    植物の素晴らしさがわかって、楽しい。
    最後のページは、自分で植物の写真を見て、育つ様子について話をしてみましょう、ときた。
    タンポポの気持ちになってみたら、きっと世界を見る目が変わって、もっと命を尊重できるようになれる気がする。

    投稿日:2024/03/17

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