森の奥でのお話。ある日、リスはサイと、ねずみはライオンと、かえるはワニと大きさがあべこべになってしまいます。大きなリスと小さなサイ、大きなねずみと小さなライオン、大きなかえると小さなワニ。こうなったことにより大きな動物たちは、日頃いかに小さな動物たちが自分たちのいばった振る舞いのせいでいやな思いをしていたかを思い知らされるのでした。
お話の視点はとても面白いけれど、説明が多すぎて物語としてはちょっと間延びしているところがあるかも…。アイデアは面白いのに残念と感じた作品です。でも、息子は喜んでいました。動物たちのイラストがユーモラスだからかな? 絵は、しろくまくんの絵本でお馴染みハンス・ド・ビア。長めのお話なので、就学前のお子さんから。