「子供のころこんなことした。」
と、思いました。大人からするとどうでもいいルールなんだけど、白いところだけ渡るとか影だけふんで向こうまで行くとか、そういうの私もやりました。
この本はそんな気持ちを思い出させてくれたほのぼのとする本です。
途中、白い線に様々な障害物があってそのたびに男の子がいろいろ考えてのりこえていきます。
怖いくらいオーバーな横断歩道の絵が子供にうけました。
最後、家の前で途切れてしまった白線。どうするかというところもうまくまとまってすごくよかったです。
子供がみんなやっている日常的な小さな冒険。
この本に子供が興味がないわけなく、とても気に入った様子です。
男の子だけでなく、女の子にもお勧めする本です。
絵も、かわいらしく、分かりやすいので、大勢での読み聞かせにも向いていると思います。