ストーリー自体は、なんてことありません。
ただ、誕生日に届いた手紙に従って進んでいくと、プレゼントが置いてあった、というだけのものです。
しかし、子供にとっては、この絵文字で書かれた何ともフシギな手紙と、その手紙にリンクしている仕掛けが、たまらなく魅力的なようです。
この魔法によって、子供たちはきっと絵本の世界に引き込まれてしまうのでしょうね。
ちょっとした冒険の末、ようやく辿り着いた先はなんと我家の地下室。
娘はコレに随分驚き、「どーなってるの?」と、何度も何度も最後のページと前のページを見返していました。
残念だったのは、うちの子の場合、最初こそ何度も読みましたが、仕掛けが分かってしまうと面白くないのか、次第に本棚から出してくることもなくなってしまいました。