小学生のさらが主人公の幼年童話。
題名から、魅力的なオーラを感じます。
さらはふりかけが大好きで、少し偏食な女の子。
お母さんに栄養のバランスを注意され、ふりかけ禁止を言い渡されてしまいます。
失意の中、下校途中に見かけた神社で、なんと、「ふりかけの神さま」に出会うのですね。
そしてもらったのが、特製の「神さま」ふりかけ!
ふりかけが一番おいしい、と思っている限り無くならないんですって。
ね、魅力的でしょう?
でも、さらには、一番おいしいものが他にできてしまうのですね。
なるほど、これはほっこりストーリーです。
その表現の文章が、とても素敵です。
ぜひ、じっくり味わってほしいです。