銀座教文館で開催されている『エリック・カールの世界』に行ってきました。あかぎつね、なのに表紙のきつねはみどりです。裏表紙を見ると「この絵本は、かえるぼうやのおたんじょう日のお話です。そして、反対色もしくは補色のことがわかる本でもあります。」と書かれてあります。そしてその下の赤いハートが目に入りました。補色の実験です。大人は理屈とともにわりと簡単に出来ると思います。うす暗い明かりの下では全体を通して白い形ばかりが見えます。よく日の当たるところで見るといいのでしょうね。明日お天気だったらやってみよう!
これも「しかけ絵本」です。飛び出したり、引き出して動いたりではなく、音がしたり光が見えるのでもない、触って穴があいていたりでこぼこしたりもしていない…。でもすごい「しかけ絵本」だと思います。
最後のゲーテの色の輪の補色はとてもきれいです。