花も木のない岩山・・地肌に感じるのは雨や雪という冷たさだけでした・・・
でもある日ちょっと羽を休めた小鳥の羽のやわらかさ・・あたたかさの触れてびっくり。そして小鳥の歌を聴きまたびっくり。この世にこんな気持ちのいいものがあるなんて・・
岩山は小鳥にずっとそばにいてほしいと願うのですが・・・
やわらかさ、あたたかさ・・・それは固い心も溶かしてしまうもの、でも・・・手に入らないとわかるとすごくつらく悲しいものです。
岩山が人ともだぶります。
どんな物より言葉よりそばにいてもらうぬくもりが一番の贈り物ですよね。
そして・・悲しみでいっぱいになった心をまた開くのはやっぱりぬくもりなんだなぁ・・・って。
結果を求めない、変わらないぬくもり。
子どもが人が、一番ほしいものだと思います。
岩山から流れた涙は変わらない小鳥のやさしさへの神様からのプレゼントでしょうか?
いつまでも変わらずに繰り返すこと・・簡単なようで実は難しいこと・・
相手に何を求めるわけでもなく・・ただ相手が喜ぶことを繰り返す、こんなおかあさんになりたいな・・・