音楽をテーマに絵本を探していたのですが、
なかなかなくて困っていたところに「クラリネット」の文字が目に入り
ラッキー!
しかも「こそあどの森の物語」シリーズで、
岡田淳さんのファンタジーの世界が素敵だったので、セレクト。
予想通り、ふんわりとした読後感のお話でした。
ぼくの部屋に突然現れたネコ。
ミルクや魚は食べないのに、クラリネットの音色を聞くと大きくなっていくのです!
それも半端じゃありません。
家を壊すくらいの・・・・。
でもぼくはネコの背中に住んで旅をすることに!?
ふわふわしたネコの毛並みを実感してしまいます。
なるほどクラリネットの音色なら、そんなことも起きるかも。
それに、なんてスローな人生。
岡田さんの絵もなんともその雰囲気にマッチしていて、楽しいです。
こちらまで、ゆったりとした気分になれますよ。
読み終わったら、是非、本物のクラリネットの音色を聞いてほしいです。