男の子がろうそく一本火をつけて夜の道を急いでいます。
今日は大事な日だというのに、途中いろんな動物達が声を掛け、ろうそくの火を分けてほしいとお願いしてきます。
男の子は嫌な顔ひとつせず、火を貸したり、時には絵のモデルになったり・・・そして本当の目的地に着いた時は、うれしい気持ちでいっぱいになって気持ちをろうそくの火のように暖かく照らしてくれるそんな絵本です。
我が家の息子もこの絵本はお気に入り。
特に100本のろうそくを消した後、目だけが光っている場面では、どうしてどうして?と不思議そうにいつも質問をしてきます。
まっくらな夜に星空だけ光っている体験、今度させてみたいなと思いました。
大人も童心に帰れる素敵な絵本です。