あるところに、”つる”のオズワルドがいました。
おっとまちがい、”さる”のオズワルドです。
って感じで始まるこの絵本。
ページを見開くたびに、
「おっとまちがい」といいながらの言葉遊びが盛りだくさんです。
その言葉遊びが、
「つる」と「さる」のように似た言葉の間違いだったり、
「かわいい」と「こわい」のように対極の言葉違いだったりと色々です。
こういう言葉遊びは、子供にとって面白いですね。
でもちょっとしつこいほど続くので、読むのにちょっとコツがいるかもしれません。
言葉遊びだけでなく、お話もサルのオズワルドとボスザルいばりんぼうとの対決と見所があります。
いやだという勇気をもつことの大切さなど、捉え方によってはいじめが問題になっている世の中に生きていく子供達にとっては大きなメッセージになるかもしれませんね。