私も娘も「ぐりとぐら」シリーズがお気に入り。
この一冊も期待に胸を膨らませ読み始めたのですが…。
いいお天気だったので、たくさんの食材でサラダやサンドイッチを作って原っぱで食べることにしたぐりとぐら。ここまではとってもぐりぐららしくて良かったのです。
しかし、原っぱで出会った「くるりくら」は、手の異様に長いうさぎでした。いや、その奇妙さ、不気味さもおもしろくはあるんです。くるりくらと、ぐりぐらの3人は楽しくピクニックをし、踊ったり雲の上まで飛んで遊んでいるし。だけど、これを「ぐりとぐら」にからめる必要があるのか?というと、ちょっと違和感を感じずにはいられませんでした。娘の反応もイマイチ。特にオチもなく、なんとなくしっくりこず、個人的には苦手なお話でした…。