シンプルな丸い雪がだんだん増えて、真っ白に積もっていきます。初めて見た印象は「えっ?これだけ?」というものでしたが、巻末の語りかけのコツの通りに実践したみたところ、子どもは夢中になりました。
特に、おでこやお手てに雪があたって冷たいっ!となるところが大好きです。
驚いたのは、普段は絵本の絵をじっと見ている息子が、この絵本を読むときは読み手の顔を何度も見てくることです。
語りかけとはこういうものなのだな、と実感できました。
一日1冊でも、こういう読み方で、じっくり子どもと触れあいながら絵本を楽しむ時間がとれたら良いなあと思いました。