ページをめくったら版画の絵が目に飛び込んできてビックリしました。
「すごーい!!」って叫んでしまいました。
昭和の良き時代の絵って感じです。
お正月を迎える準備で、おばあちゃんと商店街で買出ししたり、おせちを作る手順を教えてもらったり・・・
その様子を版画で表現しているので、すごく温かみを感じました。
女の子がおせち料理のお手伝いをしているとおばあちゃんから色々な事を教えてもらっています。
例えば・・・
黒豆を水にひたしていると「浮いたまめは虫食いがあるんだよ」 とか・・・
こういう何気ない会話から子供って生きていくうえで大事な知恵を身につけるんですよね。
家族で迎える楽しいお正月。
子供たちに伝えていきたいなと思える本だと思います。
4歳の息子に読みましたが、読んでる途中で話がよく脱線しました。
例えば・・・
今は買い物といえばスーパーだけで済んでしまうけど、昔は魚は魚屋さん、野菜は八百屋さんで買ったのよ。かんんぶつやさんって何を売っているか知ってる? とか・・・
おばあちゃんが読んでくれたら、もっともっと話が脱線して楽しいのかもしれませんね(笑)