わが家では、長い物語に関しては未だに読み聞かせをしています。
三月にこの本の訳者である脇明子さんの講演会をお聞きする機会があり、読み聞かせにも向くというこの本を読む機会をずっとねらっていました。
テッドに疑いがかかり、それでもテッドを信じるという仲間たちの団結あたりからさらに物語に惹きつけられていき、大人である私もこの先はどうなるんだろう?と、夢中になっていきました。
息子はというと、元気のいい男の子たちにとても親近感を覚えたようで、毎日のように「オタバリ」とリクエストをしてきました。
登場人物の少年たちがとても生き生きと描かれているし、後半の展開も臨場感があり、アーディゾーニの挿絵もとてもいいと思います。
こういう本を親子で一緒に読みたいし、手渡していきたいなあって思いました。
さすがに岩波少年文庫です。