有名なストーリーなので荒筋については割愛
このストーリーが好きで、何冊か読み比べています。
北見葉胡さんの絵も好きで、岩崎書店から出ているグリム童話を5冊すべて持っており
(しらゆきべにあか、赤ずきん、ヘンゼルとグレーテル、ラプンツェル、シンデレラ)
これはシリーズが違いますが、その5冊と比較しても
一番好きです。
というのが、北見さんの描く、植物が、生き生きとして妖艶で好きなのですが、上記の5冊よりも、よりいっそう素敵に描かれているのです。
擬人化されたコガネムシのキャラもかわいいです。
(これがコガネムシ??って思う人もいるかもしれないけど)
幼いころ、「クルミの殻のベッドに眠る、姫」というワールドに
ときめいた胸キュンの思い出が
この絵本で実にリアルによみがえってきました。
少女に戻ってうっとり浸れる本です。
2歳の娘には長いので、ストーリーを追うというよりは
描かれている情景を指さして、対話するような感じで楽しんでいます。
(見てー、クルミの殻に眠っているね!かわいいねえ。とか言いながら)