絵本で子どもを躾けるのは嫌いなので、そういう絵本は読みたくありません。
この絵本も、しつけ絵本なのかもしれません。
でも、お話として、普通に楽しいと思います。
なので、子どもたちに読んでいます。
最近、息子のお気に入りです。
部分的に文章を覚えていて、よく声に出しています。
「じゅんばんじゅんばん」も喜んでいます。
でも、喜んでいますが、順番の意味なんて全然分かっていないかも?
絵本の読み聞かせは、子どもたち二人がそれぞれ自分の好きな本を持ってくるので、お姉ちゃんの好きな本と順番ねっていつも言っているのに、弟はお姉ちゃんの本の番になっても、自分の本ばかり読んで貰いたがり、駄々をこねます。あまりにごねるので、お姉ちゃんが我慢して弟の本を続けて読むことになったり、良くも悪くも、この絵本は躾に役立っていません。(このぶらんこのせてを、順番を守らずに読まされたりもします)
でも、躾けは大事なんで、基本的には無理やりお姉ちゃんの本、読んでますけどね。
しつけとは関係なく、絵本として楽しいと思います。
主人公のノンタンが、お利口さんではなく、子どもらしい自己中心的なところもいいし、お友だちも、遊んであげないとか、子どもらしい、ちょっと意地悪な反応もいいと思います。この絵本を読む子どもたちにとって、とても共感できる内容だと思います。
近所の保育所のサークルに行ったときに、保育所の子どもたちがブランコで遊んでいて、順番に並んでいて、先生と一緒に数を数え、「おまけのおまけの」と歌っていました。
こうやって、保育所とかでは絵本の世界を楽しんでいるのだなと感じました。
そこの保育所もですが、我が家でも、「かわりましょ」の後に、何故か「ぽっぽ〜」と汽笛の音も付け加えています。