虫好きの子供が図書館で自分で選びました。字が多く2・3年生向けかなあと思いましたが、借りてきました。
予想通り一人で読むには難しかったのですが、
変わりに読み聞かせたり内容を簡単に説明してあげたりすると
とても興味を示しました。
大人になると花の蜜を吸うのに、幼虫のときは虫を食べて育つかりゅうどバチ。
かりゅうどバチが、卵を産むために捕まえてくる虫が、
なぜか何日たっても腐らないし、生きたように綺麗。その謎を解いていく話です。
誰に教わったわけでもないのに幼虫のえさとなりやすい虫を選び、えさにある細工をする狩人バチ。
まさに自然の神秘ですね。そして、その謎を解くためにこつこつと採集・実験を繰り返すファーブルの姿勢に頭が下がります。
実は私は虫嫌いでファーブル昆虫記は読んだことがなかったので、
子供はもちろん、大人の私も興味深く読みました。