西巻茅子さんの絵という先入観もあったせいか、幼稚っぽい絵も温かい
気持ちがいっぱいで優しく包んでくれました。はじめての絵本というこ
とで、絵本も購入したくなりました。あこちゃんのお気に入りのぴょん
の赤い目であるボタンが草むらに片方落ちてしまった大事件がおきてし
まいました。「ころ ころ ころ ころ・・・・」孫にとっては、ゲラ
ゲラと笑うほど面白い場面でした。「ころ ころ ころ ころ」と、何
度も読んでしまいました。ボタンのくにでは、五つ子の黄色いボタンさ
んたちとも知り合いになり楽しくて可笑しくてちょっぴり怖くての冒険
は続いていくのです。ボタンのくににも人間のくにのように優しい人が
いっぱいで、親切な人に助けられての旅でしたよ!
裏表紙のうさぎのぴょんの絵がとても微笑ましくて大好きです。