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みんなそれぞれ 心の時間」 渡”邉恵’里’さんの声

みんなそれぞれ 心の時間 作:一川 誠
絵:吉野 晃希男
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:2024年03月15日
ISBN:9784834087727
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 2
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  • 時間はのびちぢみする。

    人が「時間」というものをどのように感じているかを、
    いろいろな事例を出して説明してくれる本。

    2014年刊行。
    子どものころは、時間が長く感じていた。祖父母が「時間が経つのが早い」とよく言っていたのが、なんだか不思議な気がしていた。幼児の自分には、わからない世界。体験していないからだ。
    大人になって、だんだんと祖父母の言っていたことがわかってくるようになった。仕事をしていたり、何かに夢中になっていたりすると、時間はあっという間。逆に苦痛でしかない状態の時は、時計が止まっているような気がする。

    本書では、そういう感じで「時間」をどのように感じているかが、具体的にわかりやすく描かれている。
    はっとしたのは、赤ちゃん〜老人までの絵が描いてある場面。人の一生をこのように並べてみてみると、1分1秒が実に貴重でかけがえのない、素晴らしく価値のあるものだとわかった。

    大人になってから見ると、人生をどのように生きようかと、真剣に考えるきっかけになる一冊。
    または、過去の事を思い出して、いろいろな思いが錯綜するかもしれない。
    いづれにせよ、読み終わった後、私はことさら「一日一日を大事に生きよう」「自分にも貴重な時間であり、他人にも貴重な時間である」などと思い反省し、気合を入れ直した。

    考えさせられる絵本。

    投稿日:2024/05/31

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