この本を読んで、自分が小さかった頃を思い出しました。
年末になると祖母がお正月の準備を始めていました。もち米を蒸かし、この絵本の中のネズミたちがやっているように、お餅を作っていたな〜など。
十二支たちが忙しく年越しの支度を終えると、雪がしんしんと降り積もり始め大晦日の夜がふけていきます。
そして、お正月を迎えます。
絵本から、きっぱりとしたというか、すっきりしたというか、真新しい1年が始まったんだ!という気持ちの引き締まる感じがすごく伝わってきます。
用意された豪華なおせち料理、十二支たちも着物に着替えています。
私が子供の頃に味わったこの「お正月」という雰囲気を、自分の子供たちに体験させてないな〜と反省させられました。
日本の昔からの伝統を絵本で味わった後は、少しでも実体験で伝えられたらと思います。