初めて手にしたときは、ギョッとしました。
ノンタンの耳が切れてて取れちゃいそうで痛々しくて。このシリーズらしくないなと正直思いました。
ノンタン大好きなので避けて通れないだろうと思い、子どもに読んでみると、子どもも怖がってブランコから落ちるシーンは、自分で素早くめくって飛ばしてしまいます。注射が怖くて逃げ出してもお友達に背中を押され、頑張るノンタン。これは使える!と思い、予防接種の時に娘にノンタンの話をしました。
「予防接種は、チクンと痛くて怖いけど、病気にならないために大切なものなんだよ。お医者さんがチクンって一回だけすれば終わりだからね。ノンタンみたいに頑張ろうね。ノンタンも注射怖かったけど頑張ったからお耳治ったね。」
まだ幼い娘が、なんと頑張ったんです!いつもなら泣き叫んで暴れるのに、腕を差し出し、すんなりと大人しく出来たんです。
ノンタンありがとう という気持ちです。