「あそび島」シリーズの1冊。
引っ越してしまう、あーちゃん(あやなちゃん)が
お友達みんなにメッセージを書いたカードを配るのですが、
“あき”だけは 書かれたメッセージが気に入らなくて受け取ってくれません。
あきに書かれたメッセージは
『あばれんぼう あき』
あきは あーちゃんが大好きなので、
本当は『あき だいすき』と書いて欲しかったのです。
そのことを愛子先生が あーちゃんに伝えると
引っ越しの日、あーちゃんは新しいカードを用意してきていました。
そのカードには『あき げんき いっぱい』。
あきは「ありがとう」と受け取ってくれました。
大人でも、言い方ひとつで 嬉しくなったり 嫌な気持ちになったりしますよね。
この絵本を通じて、言葉の選択の難しさと大切さが
子供たちに伝わるといいなあ…と思いました。